esオペレーティングシステムの概要


はじめに

 esオペレーティングシステムは研究用のピュア コンポーネント オペレーティングシステムです。esオペレーティングシステムでは、インターフェイス定義言語esidlでオブジェクトインターフェイスを定義し、それを実現するソフトウェアコンポーネントをC++言語で記述していくことで、オペレーティングシステムの機能を自由に拡張していくことができます。オブジェクトがカーネル内部に実装されているのか、カーネル外部のソフトウェアコンポーネントで実現されているのかについて、オブジェクトを利用するアプリケーションプログラムでは意識する必要がありません。インターフェイス定義自体も動的にシステムに組み込んで拡張していくことができます。

 esオペレーティングシステム用のECMAScriptインタープリタesjsでは、esオペレーティングシステムのすべてのオブジェクトインターフェイスをスクリプトから呼び出すことができます。特別なサポートコードを記述したり、いちいちスタブをリンクしたりする必要はありません。esオペレーティングシステムではコマンドラインシェルなどのプログラムもECMAScriptで簡単に記述することができます。

 esオペレーティングシステムは現在、任天堂で研究システムとして開発が進められていますが、2006年よりSourceForge.jpから オープンソースソフトウェアとしても一般に公開しています。

ライセンス

 esオペレーティングシステムのライセンスについては、このページの下に表記されている通りです。ソースパッケージのCOPYINGファイルにも同じ内容が記載されています。

現状

 現在、サポートしているハードウェアは以下の通りです。PC実機の他、qemu CPUエミュレータで動作を確認しながら開発を進めています。

 これまでに起動を確認したPC構成には以下のようなものがあります。

※ BIOSのバージョン等によって上記の構成でもesを起動できない場合があります。
※ Core 2 DuoプロセッサーではBIOSの"Core Multi-Processing"設定を有効にすることでSMPモードでesカーネルが起動します。
※ ハイパースレッディング・テクノロジー対応Pentium 4プロセッサーではBIOSの"Hyper-Threading"設定の有効・無効に関わらずシングルプロセッサモードでesカーネルが起動します。
※ SoundBlaster PCI64, SoundBlaster PCI128の中にはES1371という別のサウンドチップを搭載しているカードもあるそうですのでご注意ください。

実機で動いている様子。ふつうのPS/2キーボードも使えます。

esプロジェクトへの参加について

 SourceForge.jpよりesオペレーティングシステムのプロジェクト管理者にご連絡ください。

プロジェクト情報のページ: http://sourceforge.jp/projects/nes/

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